災害に備えて準備しておきたい水の必要量は?
家族で1日に必要な水の量の目安は?
万が一の場合に備えてお水や食料品を準備しておくことは、自分や大切な人の命を守ることにつながります。
特にお水は災害時でライフラインが止まった時の必需品です。
お水の必要な量や準備の仕方を知り、災害に備えた準備をしておきましょう。
災害時に必要な水の量は?
家族人数分が必要
飲料用と料理用だけで一人当たり1日3リットルの水が必要と言われており、
最低3日分として一人当たり9リットルのストックが必要になります。
他に食品や食器を洗ったり体を洗ったりする水、トイレ用の水は別で必要となります。
かなりの量が必要になるのでびっくりしますよね。
それが人数分となると以下のようにさらに必要になります。
人数 | 1日あたりに必要な水の量 | 3日あたりに必要な水の量 |
1人 | 3L | 3L |
2人(夫婦) | 6L | 18L |
3人(夫婦+子供1人) | 9L | 27L |
4人(夫婦+子供2人) | 12L | 36L |
ストックしておくのは市販のペットボトル入りの水やウォーターサーバーの水、水道水でも問題ありません。
これだけの水をこまめにストックするのはちょっと難しいという方には買い換えの頻度が少なくて済む長期保存が可能な水をストックするのもおすすめです。
水のストック例【ローリングストック法がおすすめ】
※ローリングストックとは普段の飲料食料を余分に買い置きしておき、賞味期限の近いものから消費し、また消費したものを買い足していくといった方法です。それを続けることで常に家庭でストックされている状態になります。
まとめ買いは大変なのでちょっとずつ揃える。
必要量を一度に買ってしまうと持ち帰るには量が多く重いし、オンラインショップで一度に買うのも案外置き場に困ったなどと、いつかやろうと後回しにしがちです。
それに一度に買うと賞味期限が大体同じになります。
気づいた時には、消費しなければならないタイミングが全て同じだ!となりかねません。
だからまとめて買わずに、仕事帰りや買い物ついでに2リットルのペットボトルを1つ買って帰ります。
5回で一人分の最低量が揃うので、普段買い物のついでにやるとあっという間です。
使ったらその度に買い足します。
そうすることで賞味期限もずれるので焦ることもなくなります。
家が狭い場合の収納はキッチンやリビングで小分けに。
狭い部屋や収納スペースがない場合は、水をまとめて置けない場合もあります。
キッチンだけでなくリビングやベッドサイドにも置きます。
二階建ての家なら一階と二階に分けて保管しておくことで、リスク分散にもなります。
クローゼットや収納棚に置いたり、普段使うパソコンデスクの近くにも常にペットボトル1本をストック。
ちょっと喉が渇いた時にこまめに水分補給ができたりもします。
この場合も飲んだら買い足しましょう。
ウォーターサーバーを利用する。
個人的にはこれが一番楽にローリングストックできるのではないかと思います。
ウォーターサーバーはお水が定期配送されてストックしやすいので、備えにもぴったり。
買い物毎に気にしなくても重い荷物を持たなくてもストックを入れ替えることができます。
電気が止まってもお水は出せるので困りません。
また災害時に役立つ非常用ポータブルボトルスタンドや蛇口を購入しておくと良いでしょう。
おすすめウォーターサーバー
災害時を想定して水をストックするなら定期配送型のウォーターサーバーがおすすめです。
買い物ついでにお水を購入しなくても、定期的に水が届くので手軽に水をストックできます。
水道直結型のウォーターサーバーは水代を節約できるので普段使いには便利ですが、水道水からの供給が止まると、備蓄水としては使えなくなってしまうので注意が必要です。
その為ウォーターサーバーを使用していても別でお水を買い置きしておく必要が出てきます。
ウォーターサーバーの定期配送は4Lボトルがあるのでストックしておくのにも便利です。
私が10年ほど継続して使っているお気に入りのウォーターサーバーはこちらです。
普段の飲み水や料理にも時々使ったり、カップラーメンのお湯にも使えます。
電気が止まるとお湯は出なくなりますが、お水は出ます。
災害時用にスタンドと専用の蛇口も売られています。
私も購入済みで備えてあります。
余談ですが、デザインも種類がたくさんありますので、お好みのものを選べます。
あと、継続できている理由としてお水が美味しいというところです。
実際使用して長いですが、これからもこちらを使用し続けていくと思います。
まとめ
- ストックしているお水の賞味期限は定期的にチェックする必要があります。購入したお水の大体を把握し、数ヶ月に1回はストックしているお水の賞味期限をチェックし、常に新鮮な水を保管するようにしましょう。
ローリングストック法でストックしていれば、無理なくチェックできますね。 - 防災用の飲料水なら、5〜7年といった長期間での保存が可能なものもあります。
- 定期配送だけでは少し足りないけど追加配送はしたくないなぁという場合には、足りない分を長期間保存可能なお水で補っておくのもおすすめです。
いつくるかわからない災害。
もちろん、来ないに越したことはありません。
しかし、日本は地震大国とも言われ海にも面している国です。
生涯安全で暮らせるとも限りません。
過去の震災からも学ぶべき事はたくさんあり、
守るべき人がいるならなおさら行動に移し備えておかなければなりません。
準備がまだの方、この機会にぜひローリングストックされることをお勧めします。
備えておくだけではなく、頭でシミュレーションしておき、命を守る行動に繋げていただければと思います。
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